施行実績

姫路駅高架化は、おおよそ２０年間の事業期間を経て、「姫路駅付近連続立体交差事業」とし平成１８年３月に完成、駅周辺は新幹線、山陽線、姫新線、山陽電鉄と立体交差する、稀にみる複雑な大切替え作業であった。
ＪＲ山陽線約4.3ｋｍ　姫新線約1.3ｋｍ　播但線約1.0ｋｍの高架化と駅部にあった貨物基地及び車両基地の移設を行う「ビックプロジェクト」でもあった。
この事業が完成することにより、駅周辺の踏切がなくなり、南北の道路整備により交通の円滑化及び姫路駅前広場、新ビルの建設により新しい姫路の町づくりに当社も大きな役割を果すことができました。

「私たちは、あの日を忘れない！」

平成７年１月１７日に発生した阪神・淡路大震災により山陽新幹線、アーバン地区在来線を含め高架橋が崩れ落ち大動脈が寸断された。
「復旧作業を急げ！」「一日も早く開通を！」当社、全社員復興に携わり、作業は不眠不休の奮闘であった。
東海道線は東西の大動脈、鉄道沿線の住民の協力もあって、高架橋が崩壊した住吉～灘間が４月１日(７４日ぶり)、大幅な工期短縮が実現できた。私達はあの日を忘れない！ 

復旧に立ち向かった仲間たち

平成２３年３月１１日　東日本大震災が発生し、大動脈である東北新幹線が広範囲により電柱が倒壊し、重要な交通網が寸断され街はマヒ状態でありました。
全国民が一日も早い新幹線の復旧を願う中、ＪＲ様からの要請を受け、当社からも１１名の精鋭部隊が復旧に出動！現地は想像を上回るもので、復旧作業は困難を極め、余震と強風とのたたかいであったが、４月２９日に早期復旧を終え全線開通し鉄道が街や沿線の人々に元気を届けることができました。
当社も早期復旧に貢献することができ、その支援内容を高く評価して頂き、ＪＲ様から感謝状を頂きました。